Lune blanket
「Luneは、グレートバリアリーフの潮とその奥にある空にインスパイアされて作られました。水面のすぐ下には、海の呼吸に寄り添って存在する生命がたくさんあります。サンゴ礁から見える太陽と月は、私たちが彼らのなすがままに生かされていることを教えてくれます。命の脆弱性は、私たちによるコントロールの範囲内と範囲外の両方にあるように思えます。」- カリナ・セルジャック
Seljakのブランケットは、おうちでも大自然の中でも心地よく包まっていられるラグジュリアスで耐久性の高いブランケットです。端材をリサイクルして一つひとつのブランケットを製作しているしているため、色や質感に若干の個体差があります。
廃布をリサイクルして毛布をつくって、世界を変えていく。そんな夢を抱いたサムとカリナ・セルジャックによってSeljak Brandはオーストラリアで立ち上がりました。セルジャック姉妹はヨーロッパの繊維廃棄物の発生源を調査し、廃棄物をリサイクルするための最も持続可能な方法を見出しました。そこで辿り着いたのは、環境倫理の高い水準を持ったリトアニアのとある工場でした。
リトアニアにある創業92年の工場では、高品質なリサイクル技術と入り組んだデザインの両方を適えるイタリア産の機械を使っています。その後、繊維の持続可能性を専門とする第三者が工場を訪問、工場の独立監査担当となり、環境保護と労働者の権利の両面において高い水準を達している製作所が営まれています。
リバーシブルなのでどちらの色もお楽しみいただけます。写真でご確認ください。
このブランケットは、涼しいそよ風に適した柔らかくて軽いブランケットです。ソファやベッドの上や屋外の食事、月明かりの映画館への持ち込みに向いています。各ブランケットは、ヨーロッパにある16箇所の工場からなる端材を組み合わせて再生された繊維廃棄物をリサイクルして作られています。
- 180cm x 130cm
- フリンジ加工
- リサイクル羊毛 | ポリアミド
- リトアニア カウナス製
取り扱い方法: 本製品は自然抗菌されており、天日干しが最も効果的で環境に優しい方法です。シミや汚れが付着した場合は、ぬるい石鹸水で染み抜きを行なってください。洗濯機を使わないことで長持ちし、電気や水の消費を抑えることができますが、ご利用の際には必ず30℃以下の水でウールモードで洗い、乾燥機の使用はお控え下さい。
素材
- 70% リサイクル羊毛
- 25% ポリアミド
- 5% その他
サイズ
180cm x 130cm
製造地
リトアニア、カウナス
タスマニア・オーストラリア
タスマニアで作られたブランケットは、初期のカラーとベビーシリーズからなる、私たちのオリジナルブランケットです。私たちの最初のリサイクルウールブランケットの製作パートナーは、タスマニアにある150年の歴史を持つ工場で、そこではラグジュアリーブランケットを織り上げています。その工程で出る副産物が、私たちのリサイクルウールブランケットを作るために使われています。工場では、紡績や製織の工程で発生する切れ端などを回収しています。これらの端材と古いブランケットは、工業用裁断機で裂かれ、新しい糸に紡がれ、ブランケットが作られます。
ジーロング・オーストラリア
Seljak Brand の「Made in Geelong」のブランケットには、デッドストックだった糸が使用されています。私たちは、過剰注文や顧客が直前にデザインや数量を変更したために「デッドストック」になった糸を抱えているジーロングにある工場と協力し合っています。糸は使われることなく倉庫に保管され、埃をかぶったり、虫食いにあったりして、最終的にはゴミとして処理されます。
この素材を救うため、私たちの Rugged シリーズは誕生しました。この限られたデッドストックの生地で作られているので限定版なのです。デッドストックの糸は使ってしまえば無くなってしまうので、同じブランケットはもう作ることができません。これはデッドストックを使用することの面白い側面でもあります。
イタリア・ヨーロッパ
Seljak Brand は、古いウールのジャンパーなど、廃棄された衣類を原料とする糸を使用しています。この「廃棄物」は、イタリアのフィレンツェ近郊の繊維地域にある工場で、新しい糸にリサイクルされます。毛織物は、色や素材の種類、繊維の質によって分類されます。色の専門家が糸のロットごとに綿密に色を合わせ、どのような衣類をリサイクルする場合でも「ストックカラー」を提供できるようにしているのです。毎回レシピは若干違ってきますが、結果は同じになります。その後、ボロボロになって細断され、強度を高めるためにポリアミドを少し加えて新しい糸に紡がれます。この工場ではブランケットは織られず、リトアニアの工場に送られ、そこで Seljak のブランケットが作られるのです。
リトアニア・ヨーロッパ
このブランケットは、ヨーロッパ各地の16の工場から出る繊維製品の端材から作られています。工場で出た端材は、リトアニアの工場に送られ、処理されます。ここで裁断され、櫛とき分けられてから、新しい糸に紡がれ、ブランケットとして織られます。この工場は約100年の歴史があり、高級ウールブランケットを織るエキスパートです。この工場では、前述のイタリア製の廃棄された衣類を原料とする糸も使用してブランケットを織っています。
- ブランケットを天日干しする
- ブラシで余分な汚れを落とす
- ぬるま湯の石鹸水で、汚れの跡や食べこぼしを掃除する
- 液温は最大30度とし、洗濯機でウールウォッシュとハングドライの設定で洗う
- タンブル乾燥はしないでください
- 必要に応じてドライクリーニングを行う
- ブランケットのお手入れ方法についてもっと読む
- このブランケットは、1.1kgの廃棄物が埋め立て地行きになるのを防いでいます。
- オーストラリアの Seljak Brand はブランケットの売上1枚につき5ドルをメルボルンにある Asylum Seeker Resource Centre(難民の支援をしている団体)に寄付しています。
- また、Seljak Brand Japan の売り上げの1%は、パタゴニアのクリエイターが共同で設立した環境保護団体「 1% for the Planet」に寄付されます。
- このブランケットから排出される二酸化炭素は、インドネシアのリンバ・ラヤ・プロジェクトによる原生林の保護によって相殺されています。二酸化炭素の削減計画についてもっと読む